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生活設計(IKEA編)
気がつけばこのアパートに住み始めて1週間。段々観光客気分も消えてきた。ような。

エントリが遅くなったが、最初の週末、怒濤の一日のご報告。
シカゴで新生活を始める人の何かの参考になれば。ってならないな。きっと。



20日の朝。
いままで泊まっていたホテルを出て、アパートへ向かう。
大きなトランク4つに、手持ちの荷物が2・3個。タクシーを使おうかとも思ったが、2ブロックと少し、ここは歩いて運ぶことにした。

えっちらおっちら。道行く人が哀れむよな視線を私達夫婦に投げかける。
途中、横にタクシーが停まり、「乗んないの〜?」と声をかけるが、「ノープロブレムー!」と叫ぶ。

早くも汗だくになりつつ、なんとかアパートに到着。

管理事務所にて鍵を貰い、エレベーターで上る。

チャッチャラー♪ さて、初めてのお部屋訪問。
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ドアを抜けると、
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こんな感じ。すぐさま抱えてた荷物を投げ捨てる。
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部屋のタイプはconvertibleといって、大きめなワンルームを仕切りで区切って使うタイプ。日本で住んでいたマンションより少し狭めですな。

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でも窓からの景色は絶景。取り柄はこれだけとも言うが。
シカゴリバーとミシガン湖が一望出来ます。奥にある水平線はミシガン湖ですからね。念のため。

早速、アパートの地下から行けるレンタカー屋Centuryへ行く。
この週末で、ある程度生活に必要なものを揃えなければいけない。気合いも入るというもの。

なるべく大きな車が必要だが、ドライバーは妻なのであまり大きすぎても運転出来ない。
え?私ですか?そもそも車の運転もおぼつきませんよ。はっはっは。

さてどの車にしようか、と思いきや、問題発生。

車は全て出払っていて、午後1時くらいにならないと車が空くかどうかも分からないとのこと。
おいおい。計画が全部狂ってしまうではないか。

困った挙げ句、家から少し離れたHertzへ。幸いこちらで車を借りる事ができた。

車種? んーなんかね。四つ車輪があったよ。後ろが開くの。こんな感じで。

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でかい車を恐る恐る運転する妻。道が広いとは言え、やはり怖いみたいっすね。

ダウンタウンからI-90(道路の名前)に乗ってひたすら西へ。まずは北欧家具大型専門店、IKEAへ。

道路が空いていれば30分程で到着出来ます。

このIKEA、「アイケア」と読みますが、シンプルなデザインの家具を、大変手頃な値段で手に入れる事が出来るという事で、新生活を始める人に重宝されています。日本でも2006年に店舗が出来るとの事。。。ってあれ?「イケア」になってますね。日本だと。でもこちらでは、アイケアと呼ばれてます。

外観の写真は撮り忘れましたが、ここのIKEA、とんでもない広さで全3階の建物になってます。エスカレーターで3階まで。

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結構にぎわってます。

まずはレストラン(というかフードコーナー)へ行って腹ごなし。

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これがキッズミール。キッズってあんた。だからアメ公はデ(以下略)

3階から見下ろすように撮った写真がコレ。広さが少しでも分かれば幸い。
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このIKEA、家具の種類が豊富なのと、値段がお手頃なのは前述した通り。そして最大の特徴、というか、ここを使った大抵の日本人が驚くのは、

「かなりデカイ家具でも、自分でレジまで運んで行かなければいけない。」

ということ。

例えば、「あら、この食事テーブル素敵だわ。買おうかしら」と思った人は、テーブルに付いたタグに気付きます。そこには「AISLE 32 BIN 11」という表記が。

これは、「この商品は1階の32番通路の11番に格納してあるので、自分でレジまで運べ」という意味を表しています。奥様もびっくりですよ。

もちろんキングサイズのベッドであるとか、どう頑張っても運べねぇだろという大型家具の場合は「店員を呼べ」というタグが付いてますが、普通日本だとこれは客に運ばせないだろうというもの(例:今回購入した勉強机)なんかも平気で運ばせます。

商品の購入を希望する客は、タグにある商品名と、「AISLE ×× BIN  ××」をメモして1階まで。1階にはレジカウンターの列とともに、Xファイルに出てきそうな倉庫が広がっています。なんかインディ・ジョーンズの第一作でもこんなのがあったような。

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写真の手前にちょっと写っているのは、既に棚から降ろしてきた、身長程もある電気スタンド(2本)と小さな棚、勉強机の部品等。特大の手押し車に載ってます。

言い忘れましたが、ほとんど全ての家具(ベッドやソファを含む)は購入者自身が組み立てるという、国民皆日曜大工な仕様。各種ドライバー(出来れば電動)、レンチ等を事前に購入しておかないと、部屋で荷物をほどいてから呆然とすることになります。

あと棚から降ろす時に、段ボールが開いていたり、破けていたりするものは避けた方が無難です。購入した後、「何故か部品が余った」「どうしても部品が足りない」という不可思議な現象を目の当たりにする事が多数あるそうですので。

それでもこれだけ人気があるのは、やはりデザインがシンプルで優れているのと、値段が手頃なためでしょう。一人で4時間かけてキングサイズのベッドを組み立てると言う、素敵なトラウマを得られるのもIKEAならではのこと。

つーかこの方式、日本進出でもこのままなんでしょうか?

我が家もこちらで幾つかのトラウマの種を買い、ドカドカと車に積む。ソファや勉強机と言う超大物はデリバリしてもらうことにしました。

さて、次の目的地はアメリカのジャスコ、貧乏人みんなが大好きなウォルマートです。
by twitetta | 2005-08-29 23:39 | 日記
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