Snapshot From Hell (Flip Cup!)
妻の奮闘ぶりを書く事にしている地獄通信こと、Snapshot From Hellですが、今回はちょっと番外編。

授業の後、妻から電話。今日は夕方からMBA Studentの家族が集まると言う趣向のパーティーがあり、タダ飯が食えるから、学校に来いとの事。

We never miss something Free!が我が家のモットーなので、いそいそとメトラに乗り込みシカゴGSBに向かいました。



シカゴ大学キャンパスはすっかり秋の風景。枯葉を踏み踏みリスが駆け回るキャンパスを歩くと、なんとも良い心持ちになります。(写真が無くて申し訳ないが)
ダウンタウンはどうしても緑が少ないため、ただ「おー寒くなってきたなぁ」というだけで、季節を感じられないのが残念ですね。

妻と合流しGSB校舎へ。

パーティー会場の模様は入学パーティーと同じような感じ(手抜きで失礼)。前回と違い、学生同士お友達が増えたせいか、以前のようなせわしい感じはありません。私はいつものように妻の後ろを付いて歩いて、色々とお友達を紹介して貰ったり。妻の心のオアシス、インド人のSとも初めて会う事が出来ました。自称「41歳に見える32歳」インド人のSは、妻から聞いていた通りのナイスガイでした。本当に32歳ですかあなた。45歳くらいに見えました。そしてベジタリアンと聞いてますが、なぜそんなにガタイが良いのか。

日韓合同飲み会で知り合ったB夫婦などとも楽しくお喋り。Bの奥さんと、MBAの学生を配偶者に持つ苦労について語り合う。奥さん曰く、「最初の頃は毎晩遅くまで勉強している夫に『大変ねぇ。でも大丈夫。アナタなら出来るわ!イイコイイコ!』と励ましてたけど、最近は面倒くさいからさっさと寝ることにしてるの。睡眠て大事だし」とのこと。MBAプログラムは配偶者の精神をもタフにするのですね。何か違うって? まあ人間何にでも慣れるってことで。

いつものように大して旨くもないタダ飯をつめこみ、払った授業料のもとを少しでも回収しようとしながら、パーティー会場をうろちょろ。一階下ではFlip Cupというイベントが行われるようで、沢山の人が騒がしく集まっています。妻も参加する為、階段を下ります。

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Flip Cupとは、アメリカの大学で行われる非常にポピュラーなパーティーゲームのようで、その熱狂ぶりたるや凄まじいものがあります。(リンク先はシカゴ大学ではありません。為念)
ルールは簡単。まず2チームに分かれて長テーブルを挟む格好で並んで立ち、それぞれプラスティックのコップにビールを注いでゲームの開始を待ちます。

よーいスタートで一番端の人間からビールを飲みます。飲み干した人間はプラスティックのカップをテーブルの端に少し底がはみ出る形で置き、はみ出た底の部分を人差し指なんか(ここらへんいい加減)を使って上に弾き、カップがくるっと回って逆さま(つまりカップを伏せた状態)に着地するようにします。まさにCupをFlipさせる訳で。

プラスティックのカップですから、なかなか奇麗に着地する事がなく、転がってしまったり、テーブルから吹っ飛んで行ったりすることもあるため、ちょっとしたコツが必要になります。
カップがうまく回転し、見事逆さまに着地すると、次の人が飲み始めて、、、という具合にゲームが続きます。2チームで競い、先に全員が終わった方が勝ちとなります。

今回はCohort(シカゴGSBにおけるクラスのようなもの)ごとに分かれ、総合でタイムを競いました。採点方法がいまひとつ分かりませんでしたが、Cohortごとに参加者の数が違うため、多分平均タイムか何かで競うのでしょう。優勝チームにはポイントが加算される(ハリー・ポッター式。説明は割愛)ことになってるせいか、もの凄い盛り上がりです。

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歓声と絶叫の坩堝。

お分かりのように、一人一人がやる作業自体は至って地味です。

ゴクゴク(ビールを飲む)
コトッ(コップをテーブルに置く)
ピン。コロコロコロ・・・(コップを弾く。失敗して転がる)
コトッ(コップを置き直す)
ピン。コロコロコロ・・・(コップを弾く。また失敗)

コップがひっくり返るまで、延々とこんなんが続く訳で、こんな真似一人でやってたら気が滅入ってきそうですが、それを周囲が異常なテンションで盛り上げます。
「イェス!!イェス! !」「ィヤァー!マイキー!!ゴーーー!」「ユーキャンドゥーイット!ユーキャンドューイット!!」「ゴーアへッ」「カーモオオオーーーン!」

うるせえのなんの。

ついつい、やってる本人たちも盛り上がってしまうのか、上手い事コップが逆さまに立つと、ガッツポーズをとったり飛び上がって喜んだりパートナーに抱きついたりする人も。いや君、ビール飲んでコップ引っくり返しただけだから。

妻も参戦。同じ阿呆なら踊りゃにゃ

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人によっては緊張の為か上手くいかず何十回(!)もトライする人もいれば、一発で成功する人もいます。食い入るように見つめるギャラリー。
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写真は撮れませんでしたが、妻も数回のトライでなんとか成功。それはともかく、周囲から「ゴー! ヤムリンゴー!」と声を掛けられているのを聞いて、妻にもしっかり友達が出来ているのだなぁと安心致しました。やるじゃん。妻。

一般的にトップスクールのMBAの学生と言うと、世界中から優秀な学生が集まってるような印象が強いですが、年齢も国籍も色々ですが、やはり学生は学生。なんとも若々しい盛り上がりっぷりでした。

タダ飯が無くなって、お腹もくちくなったので、Flip Cupの結果も聞かずに私達は会場を後にしました。メリハリがきいてるのか、ただ意地汚いだけなのかは私達にも分かりませんが。

学生達も妻も、日頃の超ハードな勉強の鬱憤を少しでも晴らせたのなら良いですね。

願い事が一つ叶うなら、もう少し旨い飯を用意して欲しい物です。いやいや。

ではまた。
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by twitetta | 2005-10-21 23:34 | 地獄通信
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